GitHubにプッシュするとDockerが自動的にビルドするようにします。
オライリーの『Docker』を読んだのですが、DockerHubのユーザーインターフェースが変わったのか、本書の説明ではちんぷんかんぷん。
今後のために、作業手順をメモっておきます。
以下の作業では、
GitHubのアカウント:pgeny
DockerHubのアカウント:maikonp
を使用しています。
Git側の作業
空のリポジトリ(https://github.com/pgeny/myubuntu)を作成する。
ローカルリポジトリにDockerfileを登録する。
■Dockerfileの内容
FROM ubuntu:18.04
■入力するコマンド群
$ mkdir myubuntu $ cd myubuntu $ git init $ git add Dockerfile $ git commit $ git remote add origin https://github.com/pgeny/myubuntu
Docker側の作業
右上のプルダウンメニューからAccount Settings⇒Linked Accountsを実行し、参照するGitHubのアカウントを登録する。
画面右上のCreate Repositoryをクリックして、リポジトリを作成する。
Create Repository画面に移行するので、必要事項を入力する(最初の作成時は、タグ名はlatest固定のようです)。
Connectedのアイコンをクリックして、自動ビルドするGitHubのリポジトリを選択する。
CreateもしくはCreate & Buildをクリックします。Create & Buildをクリックした場合は、Dockerリポジトリの作成後、イメージのビルドが行われます。
ここでは、Createをクリックしたものとして先に進みます。
上段メニューのBuildsタグをクリックする。
Automated Buildsの欄のTriggerボタンをクリックすればビルドが開始されます。
ただし、今はTriggerをクリックせずに次へ進みます。
自動ビルドのテスト
ローカルのDockerfileを修正し、GitHubにプッシュします。
DockerHubのページをリロードすると、ビルドが開始されているのがわかります。
しばらくしてリロードすると、Build StatusにSUCCESSと表示されビルドが終了します。
この状態でローカルでdocker runコマンドを入力すれば、ビルドされたイメージがダウンロードされて実行されます。
$ docker run maikonp/myubuntu:18.04 /bin/bash